甲州市塩山牛奥地区にある、家族経営の本当に小さなワイナリーです。 「それぞれの葡萄の特徴を最大限に生かす」をもっとうにしたワイン造りをしています。代表の中村氏は、出来るだけ地元の葡萄にこだわっている頼もしいオーナーです。奥様と二人で意欲的にこだわりのワイン造りを行なっています。今後に大きな期待が持てるワイナリー。

甲府盆地東部に位置する日当りのよい斜面、水はけのよい土壌を有した山梨県甲州市旧奥野田地区。この地でワイン醸造に最適化した自社農園「夢郷葡萄研究所」を運営し、糖度の高い良質のブドウを用いて素材本来の味わいを生かしたワイン作りをしております。個々のブドウ品種の特性を生かした、ミネラルたっぷりの優しいおいしさをどうぞご堪能ください。

■メルロ＆カベルネソーヴィニヨンについて

奥野田地区自園“神田圃場”のメルロ種を65%、カベルネ・ソーヴィニヨン種を35%使用。ステンレスタンクで発酵した後、オーク樽で約一年間熟成させたワイン。色調は、かすかにオレンジがかった明るいルビー色。香りは、スミレ、カシス、プラム、ブラックベリーなどの豊かな果実香に、根菜類を思わせる香り、さらに樽由来のコーヒー、ビターチョコレート、タバコなどの香りが複雑に溶け合う。上品な酸としなやかながらしっかりとしたタンニンがあり、長い余韻とエレガントさを感じさせ、ふくよかで奥行きのある味わいです。今後の瓶熟成で更なる発展が期待できるワイン。

葡萄品種：メルロ（65％）カベルネソーヴィニヨン（35％）